現行の日本国憲法第21条より。

1 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

自由民主党の改正草案。

1 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、保証する。

2 前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない。

何がひっかかるのか?

公益及び公の秩序のフレーズがどうしても気になる。

そもそも憲法は国の在り方を決める。

国家権力の組織や権限、統治の基本原理、原則を定めている法律で、国家がしてよいこと、よくないことを定めている。

日本国憲法三大要素のうち、国民主権に抵触する恐れがある。 改憲案だと、国家が国民を支配する構造になりかねない。

ということは、たとえ国が国民にとって良くないことをしたとても、国が公益に反すると判断した場合、集会やデモ活動などこれまで権利として自由にできたことが、できなくなる可能性もある。

9条問題も大切だが、個人的には表現の自由が奪われることの方がより深刻かと思う。

国民が言いたいことを国家は抑えてはならない。

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