ロケ地っぽい場所。

当初のタイトルは『不毛地帯』にするつもりだった。

というのも、『不毛地帯』のような何かしら大作ドラマで見たような感じがしたから。

でも、よくよく調べてみると、ロケ地として使われていないようだ。 海岸ビルヂング

神戸港沿いに”ロケ地か”と思った、その建物群は存在する。

おそらくは石造りであろうこれらの建物は堂々としていた。

建物名も ”○○ビルヂング” というように、まるで『ALWAYS 3丁目の夕日』みたいだった。

写真の建物”海岸ビルヂング”も、前タイトル(南京町からちょっと海寄りのストリートで。)で紹介した建物と同様、部屋をテナントとして貸し出されている。

とういことで、このビルヂング内に潜入してみた。

エントランスおよび階段

中に入った途端わかったが、エントランスといい階段といい、ドアといい、建物を構成するそれぞれの要素すべてが威風堂々としていた。

コスト重視の現代において、こんな頑丈で頑固で立派な建物を造ることができるだろうか?

海岸ビルヂング天井

天井もすごく凝っていた。

回廊テナントの案内

建物の築年数とは真逆に、テナント紹介のデザインは現代的だった。

でも、建物とデザインはマッチしていた。

他のビルヂングもいい雰囲気だったので、写真で紹介。

まずは、商船三井ビルディングから。

商船三井下2枚に写っている海岸ビルは阪神大震災で甚大な被害を受けたが、外壁部分を再利用して近代的な高層建築に生まれ変わった。

海岸ビル1高層ビルたちの中に、居留地であったと思われる洋館が堂々と存在していた。

街中の洋館

今回紹介したビルヂング群は、南京町からちょっと海寄りのストリートで。に登場した建物と同様、日本が近代化した頃(明治から昭和初期のあいだだろう、間違っていたらごめんなさい。)に建てられたものと考えられる。(世界遺産に登録されて良いかも。)

この頃の日本は、 ”西洋に追いつけ、追い越せ” ということで、 国として相当な勢いがあったと思うし、良くも悪くも世界に向けて発信する力もあったはずだ。

では、今の日本はどうだろうか?

悪い意味でグローバル化の波に飲み込まれているのと同時に、エネルギー問題とか世界から立ち後れている事柄もある。

明治維新から大正期にかけて日本が近代化を成し遂げたのは、真似でもよくて西洋をはじめ他の国の良いところを”自ら”取り入れる能力があり、自国で消化できたからだと思う。

バブルの頃からかな・・・押しつけを受け入れて、本当に良いものを自ら取り入れる能力を失ってしまった気がする。

一方で、特に私の住んでいる鹿児島に言えることで、(歴史的背景もあるけれど)古くても本当に良いものが残っていないのがすごく残念でならない。

 

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